2012年1月9日月曜日

孫で暮れて孫で明ける

 昨年の暮れは、小学3年の娘孫を2泊三日、5歳の息子孫を1泊二日預かった。孫来てうれし帰ってなおうれしなどと言われているが、その通りだと思う。大晦日も途中まで孫と一緒で、結構疲れがたまってしまった。

 新年は、元日に家族の顔合わせをしたので、娘も息子も孫連れで集合した。今年は喪中ということもあって、年賀のあいさつは簡単に済ませ、ささやかなおせち料理をつまみながらお酒を酌み交わした。例年であれば、誰かしらが車で来ていたので、お酒も乾杯程度であったが、今年は全員が電車で来たので、何の心配もなく飲むことができた。

 ところがである。元旦に孫の一人がお泊りということになり、今年も孫に振り回されそうな気配が濃厚となった。3日には別の孫がお泊りとなり、宿題の書初めを見てやることになった。今の子供たちの書初は、墨をすることから始まるということはない。できあいの墨汁をそそいで簡単に書き始めるのだ。だから、墨の濃淡による味わいのある書体などとは縁遠くなっている。指導する教師や親ができないのだから、筆の持ち方から運び方までを教えないと、毛筆と呼べるような書体を書くことは無理なようだ。

 7日には、息子孫が、じいちゃんやばちゃんと遊びたいと嫁に送られてきた。私は、病院に行ったり予約してあったパソコン教室に出かけたりしたのでそれほど遊べなかったが、妻は四六時中一緒だったので相当に疲れたようだ。孫は可愛いい、でも疲れる。年初からの率直な感慨である。

 冬休みが終わろうとしているのに、孫の習字はうまくいかないとのことだった。そこで、追加の指導(?)が必要となりまたまた孫娘のお泊りとなった。孫娘にとっては、8日の夜は、眠い目をこすりながらの習字となり、新年に書初めをして気を引き締めるなどというその目的からはかけ離れた辛い書初めとなってしまったようだ。やれやれである。

 

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