(板橋区の花“にりんそう”の自生群落 4/12) |
写真は、都市部では珍しい”にりんそう”の群落自生地である。ここは、地元の愛好家たちのたゆまぬ努力によって守られてきた。この自生地には、その愛らしい姿を楽しもうと訪れる人も多く、今では一寸した名所ともなっている。
私は毎年この群落地を訪れ、可憐な花との対話の中で春の訪れを実感してきた。今年も当然のごとく対話を楽しんできた。
この時期、我が家のベランダは色とりどりの花々によって装飾される。
毎年のように咲き誇る真紅のシクラメンは、今年もあでやかさを増して目を楽しませてくれた。息子からもらったミニバラも今年に入って2回目の開花を迎えようとしている。それも、一度に6輪もというのだから、その黄色の蕾には期待を膨らませているところである。
(今年も見事に咲きました 4/25) |
先に命のはかなさについて投稿したように、意識的に今ある自分たちの生活を楽しんでおきたいとの思いからである。
この4月には、長崎への旅行もしたし、孫たちを連れて武蔵丘陵自然公園(国立)にも行ってきた。
新緑の中で、精いっぱい走る周る孫たちと遊べることは、ジジイ冥利に尽きると言ったところでもある。
婿殿の誘いに応じて、下の孫と一緒に海釣りも楽しんできた。成果は今一であったが、何年ぶりかの海釣りは爽快そのものであった。そして、なによりも、孫が釣りに同行できるまでに成長したことがうれしかった。孫との釣行が念願であっただけに、その嬉しさはひとしおである。
足利のフラワーパークに、藤の花も見に行ってきた。ライトアップされた藤の花は、幻想的でさえあった。時期的には少し早めであったが、藤以外にもつつじやシャクナゲが咲き誇っていて、満足のできる花見行であった。
(ライトアップされたおおふじ 4/28) |
仕事の事、健康の事、今後の生活の事、孫たちの将来の事、戦争に至りそうな危うい政治情勢の事等々、考えなければならないことや行動すべきことがたくさんあったはずなのに、この4月はミツバチのように花を求めて歩き周ってしまったのだ。出歩きすぎかな?
まっ、いいか…。