2014年5月2日金曜日

今こそ憲法を学び直す時!

(孫と遊んでいる模型飛行機 5/2)

明日5月3日は憲法記念日である。テレビでこの連休について、それぞれ何の祝日であるかのインタビューをしていたが、残念なことに憲法記念日を知っていた人は4割にも満たなかった。ただ休日で有ればよいと考えている国民が多いということらしい。

昨日の朝日新聞に、ナチスの蛮行を容認したり、日本の侵略戦争を正当化したりする若者が増えているという記事が掲載されていた。最近問題となっている、図書館や書店での「アンネの日記」を破る事件も、こうした流れの中でのことだと危惧もしていた。

ツイッターやUチューブでの、中国・韓国を誹謗する投稿の多さには、目を覆うばかりである。その内容も悪意に満ちた、卑劣な言葉を浴びせかけると言った愚劣なものがほとんどで、何の説得力も主張をも持たない稚拙なものでしかないが、お互いに煽りあって興奮している様は恐怖さえ覚えるほどだ。

(ベランダのミニバラ 5/2)
こうした民族主義的ナショナリズムの台頭は、安倍内閣のすすめる極端な右傾化政策の産物でしかないのだが、放置しておいてよいものではない。さも表現の自由から政治に参加しているように偽装してはいるが、その実態は言葉や映像を用いての暴力にほかならず、軍靴を響かせる危険な序章となりかねないからだ。どのような形であれ、暴力主義のはびこりを許してはならない。

その危険な芽を早めに摘み論破するのには、私たち自身がしっかりとした平和主義で身を鎧わなければならないと思う。
だからそのために、私達は、今こそ世界に誇れる日本国憲法を学び直す時であると思う。平和主義の大切さを再度考えあわせる必要があると思うのだ。

私達夫婦は、今、遅ればせながらではあるが、戦争反対・原発反対のための一歩を踏み出すことにした。9条の会主催の講演会に参加することから始めようと申し込んだ。その一歩が小さくとも、平和を求める大きなうねりの一雫として役立てるようにと願ってのことである…。

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