保育園から、「そうたん」の足について話があったのは、半年ほど前のことらしい。『O脚のようです。一度診てもらったほうがいいのでは。』と、告げられたとのことであった。妻によると、娘も保育園の時に同じことを言われたらしい。身内におられませんかと言われたので、私の足を見たところ、見事なO形だったので納得したそうだ。「そうたん」は、じいちゃんの遺伝なのかな?
あらためて見てみると、確かにO形になっていた。それも、かなりの湾曲である。娘の話では、大きくなると直る場合が多いとのことであったが、私の見た感じでは、医者の診断が必要だと心配させるほどの曲がり具合であった。「じじバカ」である私は、すぐにでも病院に行くようにと焦っているのだが、娘夫婦はのんびりと1ヵ月半後に保健所検診があるとして、一向に急ぐ様子はなかった。……困ったものだ。………で、今日がその日なのである。
気になると、「そうたん」と遊んでいても足の方に視線が向いてしまい、その歩き方にさえ神経を使ってしまう。運動会でも、ほかの子と違いはないかと、そればかりを気にしていた。どうも違うような気がする。歩行そのものが不安定に見えて仕方がないのだ。左足の具合が内側に歪んで見えて、少しだけ引き摺っているように感じられる。不遜ではあるが、歌手の某氏の歩行に似ていると思えるのだ。娘には言いにくいが、たまらなく不安である。とにかく、今日の結果を待つしかないのだが…。
その「そうたんが」が、自宅の階段から転げ落ちて、病院に運ばれたのは10日ほど前である。大きなこぶたんができて大泣きしたとのことだ。こぶたんの方は大したことがなかったようだが、自分から『ポンポンが痛い』とお腹を押さえて訴えるので、病院に行ったとのことだ。まだ口も満足にきけない「そうたん」が、必死にポンポンと言うぐらいなのだから、相当に痛かったのだろうとは、娘の話である。
病院では、思いがけなくも[そけいヘルニヤ]との診断が下され、その場で腸を押し込んだとのことであった。階段から落ちた拍子に、脱腸したらしい。痛みはすぐに収まったようであるが、今後も同じことが起きやすいので、手術をしたほうがよいとのことだった。ということで、「そうたん」は11月の中旬に、ヘルニヤの手術を受ける。心配するほどの手術ではないとのこと、ホッと一安心というところか…。
「そうたん」、早く元気になって、じじと紅葉を見に行こうね。
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