2014年7月16日水曜日

古代蓮の里に行ってきた。

(埼玉県行田市の古代蓮の里 7/15)
行田市の古代蓮の里は、古代遺跡発掘中に発見された2000年前の蓮の種子を、大切に守り育てて、現代に蘇らせた処である。

蓮池一杯に咲き誇っている古代蓮は、「行田蓮」と名付けられている。魅惑的な色合いの「甲斐路」と名付けられた交配種も、その「行田蓮」を元としているとの事であった。なんでもアメリカの種子との交配らしく、2000年をかけた日米親善(?)と言ったところか。

7月1日の自公政権による憲法無視の「閣議決定による集団的自衛権の容認」という暴挙から、一昨日(7/14)は初めての国会開催日であった。

安倍首相は、野党の質問に対して、相も変わらずにとぼけた答弁を繰り返し、集団的自衛権の本質から国民の目をそらそうと、見苦しい態度を続けていた。あげくは、先に公明党を妥協に誘い込んだ約束事(基本的な3つの歯止め事項)を、早速破る言動も開始している。

(大きな目で自公政権を監視)

とにかく、何が何でも「戦争のできる普通の国」づくりをするという姿勢が見え見えである。閣議決定してしまったのだからと、用済みとなった公明党の存在など歯牙にもかけなくなるのはそう遠いことではないだろう。

歯止めをかけたと見栄を張った公明党幹部は、その妥協による政治駆け引きで、日本国民を戦争の危険へと導いてしまった責任を、国民にも同党の支持者にも、創価学会の信者に対してもどうとるというのだろうか。私には、権力妄想者達の心理などはとうてい分かりはしないが、責任だけはしっかりととって欲しいと思っている。

古代蓮の話ではないが、真の日米関係の改善こそが望ましいのであって、軍事的に従属した関係等は決してあってはならないことである。親分と一緒に戦争ができると喜んでいる安倍首相には、一日も早いご退陣を願いたい。公明党は、政権離脱を覚悟して、泥にまみれた「平和の党」の表看板を綺麗に洗い直して欲しいところである。

7/13投票の滋賀県知事選での自公勢力敗退は、今、国民が何を望んでいるかを示した結果だったと思う。
国民の誰もが戦争などしたくないのである。放射能の危険に満ちた原発再開など誰も望んではいないのである。

安倍首相は、驕るのもいい加減にしろ!
公明党は初心に還れ!………なのである。

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