2016年1月15日金曜日

グーの音も出させない!

(議員会館前で抗議 1/4)
新年を迎えても、安倍自公の暴走は止まらない。1/4から始まった国会審議でも、その独善的態度を改めようとせずに、ひらきなおりと言い逃れに終始し、臨時国会を開かなった憲法違反の行為や、消費税軽減税率の曖昧さ、選挙目当ての3万円バラマキ、心のこもらない慰安婦問題での日韓妥協等と国民を愚弄して憚らない。

新年早々の国会抗議行動では、安倍が本性を露わにして、憲法改悪の目論みを明言したので、その怒りも頂点に達していた。国民に挑戦状をたたきつけたも同じだからである。驕りに任せて「止められるものなら止めてみろ」と嘲笑っているのが窺い知れるからでもある。

安倍がひたすらに憲法改悪に向かっているのに、肝心な野党共闘は遅々として進んでいない。新宿西口での「市民連合の初集会-1/5」も、私には期待したほどの盛り上がりが感じられなかった。

それは、政党、特に民主党の本気度が感じられなかったからだ。憲法学者の小林節氏や中野晃一氏の言う通り、今は、政策の違いがどうのこうのを言っている場合ではない。この国が、戦争への道に確実に踏み出したという事実を重く考え、危機は目の前に迫っていること、事態は緊急を要していることを、全身で受け止めるべきなのだ。一党のみの利益に縛られている時ではない。いい加減にしてほしいと思う。

(北朝鮮の妄動ぶりを伝える新聞-1/7)
北朝鮮の妄動は、日本の軍国主義復活への口実を与えかねず、サウジアラビアとイランの対立も中東介入という機会を、安倍政権に与えようとしている。狡猾な安倍政権が、この機を逃すはずはない。にもかかわらず、最大野党の民主党は、事態の本質や深刻さを勉強しようとせず、党内派閥の思惑に左右され続けており、ただただ情けない姿を晒すのみである。しっかりしろ民主党!身を捨てる覚悟で安保法案に対処しろ!民主党主導で勝てるとでも思っているのか----。

今や、自民党ばかりでなく、大阪維新やその他の反動どもまでもが、憲法改正を叫んで国民をだまそうとしている。と言って、このままの事態を見過ごすことはできない。こんなはずではなかったと慌てふためく公明党はすてておいて、私たちは、戦争反対で一致できる全勢力を結集させる必要がある。そして、60年安保を上回る、一大闘争を展開をさせなければならないと思う。それこそ、「100万人規模の国会包囲デモ」等を組織して、反動勢力にグーの音も出させない一大抗議行動を起こすべきだと思う。ぜひにでも実現させたいものである。


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