9月下旬の深夜、杉並区の宮前体育館の近くで、タクシー乗務中に、タヌキが車にはねられているのを見つけた。一瞬目を疑ったが、それはまちがいなくタヌキであった。2ヶ月ほど前に、そこから600~700メートルぐらい離れた上荻で、つがいらしい2匹を見つけて喜んで投稿しただけに、本当にショックであった。その後、あのときの片割れでないこと願いながら、悲しい思いで業務を続けた。そして、彼ら?の厳しい現実を知らされて、見つけたと浮かれていた自分が情けなかった。
ほどなくして、テレビで、都内でタヌキの生息が数多く確認されているとの報道があった。隅田川を越えた地域でも確認され、それまで考えられていた高尾山方面からだけではなく、筑波山方面からの進出もあるのでは、との考えに興味を持たされた。又、彼らの移動が、深夜の線路(山手線他)を使っている可能性もあるとのことで、そのたくましさには感心させられてしまった。
喜んだり、悲しんだり、感心させられたりするばかりで、何一つ出来ない私ではあるが、彼らにエールを送ることだけは出来る。「杉並だけでなく、東京のタヌキがんばれ!」「ドライバーの皆さん、タヌキが頑張って生きています。注意して運転してください!」……と。
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