2012年11月7日水曜日

東京駅は楽しいところとなった!

(丸の内中央口から南口ドームを臨む)
  小雨降る中を、新装なった東京駅に行ってきた。テレビで映し出されていた通りの威容で、どちらかというとロシアあたりの宮殿を感じさせるものであった。私と同じように見学に訪れたのか、カメラを向けている同年輩の人たちが大勢いて、小雨の中、傘をさしながら、思い思いの角度からシャッターを押していた。

 それにしても巨大な建築物である。このような建物が、よくもかの時代に建てられたものと、その時代を思わずにはいられなかった。それこそ国力を挙げての大事業であったに違いない。外形だけでなく、建物内のあれこれにも驚かされた。ショッピング街や飲食街なども、歩くだけでも楽しめるものであった。不景気と騒がれ続けて長いにもかかわらず、大きな流れとなって蠢いている人々の群れは、嬉々として意外にも明るいものであった。私も、妻と妻の姉との3人連れで2時間ほど歩きまわってきたが、それなりに楽しい時間を過ごすことができ、満足して帰宅できた。食事も、他店舗との競い合いのせいか、リーズナブルな価格の魅力的な店が多く、選んだところも満足できるものであった。楽しめる場所を確保した思いで何となく得した気分になれて嬉しくもあった。

(丸の内北口の天井ドーム)
一寸としたハプニングもあった。車で出かけたせいもあって、当初は高速道路からそのまま進入できる八重洲の地下駐車場(東側)を利用する予定であったが、その八重洲線が事故のために通行止めとなって進入できず、いったん高速を降りて丸の内側の地下駐車場を利用することにした。

 ところがその駐車場がステーションホテルの駐車場となっており、高級車がずらりと並んでいるような場違いのもので、地下から1階までの豪華なエントランスの中を歩くのが気恥ずかしいぐらいであった。止めてしまったのだからと、開き直った思いで利用はしたが、出庫の際の料金にはビックリさせられてしまった。通常の5倍ぐらいの料金だったので、3人分の食事代だと苦笑いしてしまったものだ。とんだおのぼりさんぶりであった。

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