受話器をとるまでもなく、相手も用件も分かってしまう。「そうたん、お熱かな?」と言いながら、妻と顔を見合わせる。
娘の2人目の子供は、この4月から区立の保育園に通っている。1年あまりの産休後に、運よく入所できたのだ。孫は、1歳5ヶ月の元気な男の子で、よく食べ・よく遊んでいる。チョコマカと休みなく動き回るので、上の女の子と違って、相手をしていると結構疲れてしまう。疲れるのが分かっているのだから、ほどほどに相手をすればよいのに本気で相手をするから、「そうたん」と遊んだ後はクタクタになってしまう。
娘によると、保育園に早めのお迎へをして欲しいとのことである。熱は下がっているとのことだが、心配なので娘が帰宅するまで遊んでいて欲しいとのことだ。幸いにして、今日の予定は特にないので、二つ返事で承諾をした。妻が横で笑っている。疲れる疲れると言いながら、喜んで返事している私に、半分あきれ返っているようだ。
「じいちゃん、出番だね!」と笑う妻に背を向け、湿布薬を貼ってもらいながらニヤニヤしてしまう私は、相当な[じじ馬鹿]のようだ。 <写真は、息子の上の子(男)に、妻がプレゼントした傘と長靴>
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