2016年2月8日月曜日

多士済々もいいところだ。

(改修なったベランダで今年も咲いた沈丁花-2/7)
政治家の責任の取り方やその美学には驚かされるものがある。甘利大臣のそれには、開いた口も塞がらない。斡旋も口利きもしないでただどりした賄賂を政治献金だと言いつくろったり、たかり常習の秘書をかばい立てして辞職することが、美学だと思っているらしいのだから恐れ入る。ただただ恐れ入る次第である。

又、そのことを潔い決断だと褒めたたえる自公政権のその腐臭体質にも、おう吐をもよおすばかりである。汚いことこの上ない。その汚濁を浄化すべき、法務大臣には、法律を論ぜず、質問外のことを何十篇も繰り返して、疑惑の同僚議員をかばい立てする人がふさわしいらしい。正義を唱える人は遠ざけられるようだ。内閣法制局長官やNHK総裁と共通した安倍的職務意識が歓迎されているようだ。
半面、マスコミで安倍批判をして正論を吐く名だたるキャスターは、軒並降板の憂き目にあっている。言論弾圧が流行っているらしい。菅官房長官のチェックが厳しいとのことだ。そのうち、何も言えなくなってしまうのか、戦前のように。ばかばかしいにも程がある。

総理大臣に倣って、関係ないことをまくしたてる大臣も優遇されるらしい。
厚生大臣の安倍マネや新しい経産大臣のデタラメ答弁は、安倍政権の優良答弁でもあるらしい。
(本音をむき出しにした安倍首相―2/4)
誠実そうだった中谷防衛大臣は、今では安倍首相そっくりとなり、原発反対を唱えていた河野氏は行政改革大臣就任と同時に原発再開容認へと変節した。命がけでとTPP絶対反対を叫んでいた経産省副大臣は、晴れがまし顔をして道化た和服でその調印式に臨んだ。志操堅固はどこへやらと、その変節ごっこも流行っているらしい。どうやら、自公政権は、変節者の吹き溜まりらしい。

下着ドロをかばったり、言論封殺をもみけしたり、戦争大好きのあんちゃん代議士をそだてたり、汚職疑惑のオリンピック大臣を守ったり、暴言を吐く身内の磯崎議員をかばったりしているので、安倍の周りには、安倍に義理立てしなければならない奴が、わんさかと群れ集まっている。親分!親分には絶対服従しますから、次の選挙もお願いします、と。

鼻声で馴れ合い質問を繰り返,し、憲法9条の改悪を狙う極右の稲田政調会長、ベタベタ寄り添いながら、報道規制を企む高市総務大臣、選挙違反も平気だし島売りも平気な島尻大臣、稲田に追いつけと安倍カラーに染まりたい都知事の元妻議員、と安倍ガールズも多彩で安倍首相もご満悦の様子である。忘れていたが、原発再容認で除染なんて簡単でいいと言った環境大臣もいたんだっけ。とにかく男も女も、お化けワールドも顔負けするぐらいに多士済々である。でも鬼太郎たちの水木ワールドに例えたりしたら、泉下の先生に叱られるだろうな。そんな言い怪訝な奴らは、ワールドには入れないと----。

本音をむき出しにした安倍総理はとても危険だ。だんだんヒトラーの手法が身についてきたようだ。その本性に触れて、憲法改悪には触れないでと頼んでも、無視されるのは公明党。今更、平和ぶっても遅いのだ。そもそもが、公明党が政権欲につかれたからこうなったのだ。その責任は取ってもらおうじゃないか。もう学会だって、だまされないはずだと思うよ。いい加減に目を覚ませ公明党!でも、無理かな。やっぱり、無理だろうな。

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