2016年4月11日月曜日

花を咲かせるためには

(久しぶりの自作料理-4/12)
妻の手を借りて、料理らしい料理を久しぶりに作った。
写真には、春らしくとたけのこご飯に春わかめ(気仙沼のいとこが送ってくれた)と新じゃがの味噌汁、あげ鰈のあんかけと焼きとり、トマト・きゅうり・ブロッコリーのサラダ、それに沢庵古漬けのうすぎり醤油あじと言ったものが写っている。ここにには写っていないが菜花のからしみそ和えも作った。本当に腕を振るったという思いである。満足まんぞくといったところだ---。

埼玉県東松山市での知人の法事(忍ぶ会)に出席した折に、地元の農協が開いていた農産物直売所でいろいろと買い求めてきた。新鮮野菜などの食材がたくさんあって、選択に迷うほどの楽しい買い物となった。地粉で打った細めのうどんも求め、その晩には早速食して目を細めた。思わぬところにうまいものがあるものだ。 
(今年も咲いてくれた二輪草-4/11)
今年も二輪草は見事なくらいに咲き誇り、自生地(板橋区大門地区)は、、真っ白に染められていた。ボランティアの人たちの努力には心から感謝したい。私は、毎春の楽しみとしてこの自生地を訪れている。

この大門地区には、伝統行事としての「田遊び」がある。すぐ近くの民俗資料館でその動画も公開されている。動画には私の知人も映し出されており、いつも懐かしい思いを甦らせてくれる。伝統行事は、今や貴重な文化遺産でもあるし、廃れさせてはならないものだ。地元の方のより一層のご努力を願うのみである。

伝統と言えば、伝統ある日本農業を滅ばしてはならないというのが、TTP参加への国民の込められた願いであったはずだ。

(大門地区の二輪草群生地-4/11)
私は、そのTTPをめぐる国会論戦を注視しているが、自公政権のあまりなまでの横暴ぶりに、日本の民主主義は壊されたと怒り心頭に達している。秘密主義もいいところで、ここまで国民を愚弄するかという思いで一杯だ。今の日本は、まるでアメリカの属国でもあるかのような有様だ。情けないことこの上なしである。

資料を公開すれば、国民の前にその売国的秘密交渉ぶりが暴かれるので、全面黒塗りの資料(?)を出すしかなくなっている。潜在する秘密の不当性を浮き彫りにさせても、口を噤んでしまえという戦術をとっている。質問にも一切答えず、はぐらかしの答弁(?)で時間をつぶす。最早安倍内閣は、国民を代表する内閣ではなくなった。自らその反動性を国民の前に開陳しても、恥じることはなくなってしまった。軍国主義国家へ歩み始めたということだ。

国民を無視した政治は、戦争するための国家を目指していることの証明でもある。今の安倍自公は、そのことを露骨にし始めており隠そうともしなくなっている。黒塗り資料は秘密保護法の具体的適用例として試している筈だ。このまま、見ざる聞かざる言わざるの三無し国民を育て上げようとしているのだ。だから、今を許してはならない。今を許したら悔いを生涯に残すことになる。

TTPの最高責任者であった甘利前大臣を、不眠症を理由に隠し通しているのも、安倍自公にとっては致命傷になりかねないからだ。資料だけでなく、犯罪者(?)をも隠し通そうとするなど許されることではない。国家が、国家的犯罪者(?)を匿うなど決して許されることではない。今や民主主義は殺されようとしているのだ。自公プラスおおさか維新の手によって----。

二輪草は、多くの善意とたゆまないと努力のもとに花を咲かせている。藪を取り払い幾多の雑草を取り除いて、自生地を守っているから、咲き誇ることができる。私たちだって守れるはずだ。自公やおおさか維新といういうばい菌やカビを取り除けば民主主義は必ず守られるのだ。TTP国会、私たち国民は心して見つめようではないか。不正は許さないという信念をもって見つめようではないか。

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