2016年4月15日金曜日

激震が走った!

(地震大国であることを忘れまい-4/14)
(被害は甚大だ、原発は大丈夫?-4/14)
4/14 夜の9時26分、東京での私は入浴中であった。妻が慌ただしく、浴室のドアを開けて、「熊本で震度7の地震だよ!」と知らせてくれた。東日本大震災から5年、天災は忘れかけたころにやってくるという格言通りの大震災である。被災者の方々には、心からのお悔みとお見舞いを申し上げたい。あの名城「熊本城」も大きな被害を受けたようだ。加藤清正の霊も心を痛めているのではなかろうか。

妻の知らせを聞いて、私の頭を最初によぎったのは川内原発のことであった。熊本からは150KM離れているが、当地でも震度4の揺れがあったとのこと、その対応が心配された。しかし、私の杞憂をよそに、津波の心配がないとの情報で、何の対応もなしに運転を続けているとのこと、あきれ返って開いた口もふさがらない。

ホンダやソニー熊本など周辺の企業は、いずれも様子見で操業を見合わせているというに、最も警戒を要する原発が操業を続けているなど私には信じられないことである。能天気であるとしか言いようがない。危機管理がなっていないということだ。政府の強い対応を望むところである。

熊本と言えば、噴火が心配されている阿蘇火山に近い。この地震が火山の噴火に結びつかなければよいのだがと、余計な心配もしてしまう。この国が、常に自然災害の危険にさらされているのだと、改めて思い知らされた感がする。心構えを忘れるなという、警告なのではなかろうか。

話題は急転するが、検察は甘利君ではなく田母神君の逮捕で矛を収めようとしているらしい。なんとも摩訶不思議なことである。今、国民の求めていることは、甘利汚職事件の真相である。附けたしのような田母神選挙違反事件では決してない。動き出せばあっという間にできる摘発を、収賄の出丸(秘書、事務所)にさえ手を付けようともせずに、手をこまねいている。政権と検察の癒着が見え見えではないか。ここまでくると、シールズではないが民主主義って何だと叫びたい。

癒着組は、、贈賄側のS社とURとの贈収賄事件としてその幕引きを図る狙いであるらしい。馬鹿にするのもいい加減にしろだ。当の甘利君は、睡眠障害を盾にして国会出席を拒みつつ、次の選挙出馬を画策しているとのこと、何が政治家としての「美学」だ。恥を知れ恥を、である。

熊本地震の余震は多く、かってないほど頻繁に強く揺れているとのことだ。余震であるのに、震度6強という、強烈なものもあった。一日も早い終息を願うのみである。だが、甘利君に関しては、その終息を許すわけにはいかない。心して国民の制裁を待て!---と言っておこう。

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